Encyclopedia of Opinion
Question
組織は環境という外部性をどのように内部に取り込むべきか How should organizations internalize the externalities like environment?
Position4 of 4

環境を武器にしたプラットフォームの立ち上げも有効な策 Launching a platform armed with the environment is also a useful strategy

当号の『廃棄物削減には業界を超えた協働が欠かせない』では、ループという取り組みが注目に値する。これは一種のプラットフォームであり、このプラットフォーム上にP&G、ユニリーバ、マーズ、ネスレ、ペプシコ、コカ・コーラなど各社が乗っている。日本もイオンが関係しているらしい[p60]。プラットフォーム戦略と気候アクションは相性が良い。

Supporting arguments · 2

  1. 例えば、Appleがゼロエミッションどころかマイナスエミッションを実現して、アプリ提供企業の炭素税の一部負担に乗り出したとする。
    すると、Appleは炭素税強化を働きかけることで、間接的にアンドロイド端末メーカー(大手は韓国と中国)を攻撃すると同時に、アプリ提供企業のiOS優先を確固たるものにしようとするだろう。そんな動きを予想させる行動が本稿には書かれていた。
  2. 隅 研吾氏へのインタビュー『いまこそ、地球のOSを書き換えよ』を読んで、私なら「負ける建築」「自然な建築」のプラットフォーム化を進めるだろうと考えた。
    「負ける建築」「自然な建築」の具体的な規格や、設計のためのツール類を開発して他の建築事務所に提供する。認定制度を用意して「自然な建築認定」を与えることで対象建築のブランド価値向上と環境負荷低減を図る。事務所としてはライセンス収入が見込めるだろう。何より、隅氏がやらなければ他社が類似の活動を行うので「負ける建築」「自然な建築」はアプリに留まってしまう。もしかすると、私が勉強不足なだけで既にそういった活動に取り組まれているのかも知れないが。