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意思決定と権限移譲を絶え間なく行う必要がある
今月号では、オンラインでの意思決定や権限移譲のヒントとなる論文がいくつかあった。
Supporting arguments · 3
- 「余白を作ること」と「問いを重視すること」今月号の『自律的な強度を促すリーダーシップ』では、判断力と同等かそれ以上にこれからのリーダーに求められる姿勢として、「余白を作ること」と「問いを重視すること」を重要視している。今後、現状課題を克服において、部下を始めとするプロジェクトメンバーやフォロワーに対する自律的な協働が欠かせない場合、リーダーは知的な想像者として、好奇心を持って状況やメンバーと接する必要があると言うのが本稿の主張である。
- 判断力を磨く今月号の『リーダーは優れた判断力を身につけよ』では判断力を磨くための6つのコツを示している。「学習」「信頼」「経験」「中庸」「選択肢」「遂行」にまとめられた、これらの6つのポイントは、オフラインの方が簡単とは思うが、オンラインであっても実現可能な部分も多い。オンラインコミュニケーションであったりビデオ会議などをうまく使うことで実現可能な要素が揃っており、まさしくオンラインでオンライン化が進む世にあってうまく適応するために求められる要素のようにも思われた。
- 権限移譲によるシェアード・リーダーシップを進めるシェアード・リーダーシップの実践例とも読める内容が、今月号のソニーの吉田憲一郎さんへのインタビュー『ソニーは、誰のために、何のために存在するのか』に書かれていた。ソニーのパーパスや価値観を明示して、従業員の方向性の一本化を図った後は、各事業の責任者に多くを委ねると言うスタイルをとっている。オンラインで非言語的な情報を知覚することが難しいのであれば、信頼できる人に多くを委ねると言うスタイルと言える。吉田さんはインタビューの中で、自分の限界を組織の限界にしないために、自分が決めるべきこと以外は、経営チームのメンバーや各事業のリーダーに思い切って任せると言うことを推奨している。これは前述のシェアード・リーダーシップの実践例と読める。